こんにちは、普段はWeb制作をしているOuiです。
趣味は球体関節人形を愛でることです。
Web系に転職する前は、通販サイトのカメラマンでした。
撮影大好き!
目次
- 家でスタジオ並みの撮影は出来るのか?
- 背景を作ろう
- あると良い物
- 実際に撮った結果
- 注意点
- まとめ
1.家でスタジオ並みの撮影は出来るのか?
まず、みんなドールの撮影はどこでするのか。
撮影スタジオを借りたり、内装がおしゃれなドールカフェに行ったりすることが多いです。
通常スタジオ代は高いので、何人か友人同士で借りる人もいます。
また、ドール専門店に行けば、撮影ブースが併設されていることも。
しかし、ドール専用のキャリーケースも売っていますが、傷つきやすいドールをスタジオまで運ぶのはドキドキ物です。
そして意外と重い。
1体ならいいけれど、うちの子を全員連れていって撮影したい!という場合もあります。
ならば、ドールを移動しないで、家で撮影すればいいじゃないか。
というか家にドール撮影スペース作ってるって話をSNSでよく聞く。
が、問題はあります。
自宅が撮影スタジオくらいおしゃれならいい。
専用スペースを作る場所の余裕があればいい。
そうでない自室。
がっかりしながら、一部だけ使えそうな場所がありました。
窓際のベッドの上。
ここを一時的に活用しようではないか。
窓際なら、逆光を活用した綺麗な写真だって撮れるかもしれない。
きっとなんとかなる。
2.背景を作ろう
まず、最初のセッティングの図解です。
ベッドの上はふわふわしていて足場が悪い。
解決策として、木製パネルを敷きました。
画材屋で売っています。
サイズはF8くらいあればなんとかなる。
窓は白いカーテンに、クリップでレースを留めました。
レースの布は、手芸店で昔買ったものを流用。
1メートルくらいのサイズ。
ついでに家にあった赤いベロアも使いました。
セッティング途中がこちら。
木製パネルの上には、スクラップブッキング用の紙と、セリアのアンティークポスターを敷き詰めました。足りない部分にはベージュ系の布を置きました。
集めた小物類も、どんどん配置します。雑貨屋で買ったオシャレな宝箱だとか、チョコレートの入っていた缶とか、造花とかアクセサリーとか。
ちなみにバラの絵は、趣味で描いたアクリル画です。
セッティング完了です。
3.あると良いもの
・撮影小物。普段から集めておく。セリア大活躍。
・背景用布。柄はあっても無くても。
・撮影用ライト。
・レフ板。
4.実際に撮った結果
60cmサイズのドール
30㎝サイズのドール
あれ、結構いい感じかもしれない?
撮影には一眼レフを使いました。50mmの単焦点で、背景をぼかして撮ると、雰囲気ではスタジオに負けないのでは。
光は、窓からの自然光と、手前に蛍光灯ライトを置いて撮っています。
よく撮影スタジオに置いてあるようなライトです。
手前にも光を足すことで、瞳に光が入ります。
写真が生き生きとしますよ!
5.注意点
ほとんどのドールは紫外線で劣化・黄変してしまいます。蛍光灯も危険です。自然光での撮影は短時間にしましょう。
6.まとめ
ドールは人間より小さいので、背景を作る範囲が狭くて済みます。ちょっとだけスペースがあれば、工夫次第で家に簡易スタジオが作れますよ。スペースに余裕がなくても、いちいち背景セットすればいい。
背景に使う物や小物のチョイスは、ドールの雰囲気によって変わります。その子に合わせた物を考えるのも楽しみの一つですよ。
ドール趣味は結構沼です。1人お迎えすると、だんだん増える。うちには3人います。そして衣装も増え、撮影小道具も増え。自分の洋服より、ドールの洋服の方が値段が高い、という事態も発生します。
本当はスタジオ借りて撮りたい気持ちはあるけれど、それはまた今度にとっておいて、しばらくはこの撮影スタイルです。
ちなみにドール専用Twitterアカウントはこちら。https://twitter.com/0702juli
以上、スタジオに行かなくても、家で素敵なドール写真は撮れるのか?でした。