Photoshopとスマホカメラで、アナログ原稿をCGにする方法
使ったもの
- 漫画原稿用紙
- シャープペンシル
- ミリペン(DELETER NEOPICO-LINE-3)
- スマホカメラ
- Photoshop
線画制作
BODY CHAN DX SETを以前買ってあまり使っていなかったため、使おうと思い立つ。
ポーズを取らせて、スマホのカメラで好きな構図で撮影。
その後、スマホの画面を見ながら線画を書く。
最初は本当に骨組み(ボディの輪郭)をしっかり書く。
そこに服を着せて、顔を自分の絵柄にして、ラフが完成。
ペン入れをする。
ミリペンを使用。
1度なぞるだけでは強弱がつかないので、何度かなぞりながら書き起こす。
カメラで撮影
Photoshopが入っているPCに転送。
Photoshop作業
写真の線画部分を長方形選択ツールで選択
Ctrl+Shift+iで選択範囲反転。
色調補正レイヤーで線画を濃くはっきりさせ、それ以外を白く飛ばす。
写真に影が入っている場合は、消しゴムでその部分を消してもいい。
綺麗に白黒調になったら、色調補正レイヤーと線画のレイヤーを統合。
統合したレイヤーをCtrl+A、Ctrl+Cでコピー。
クイックマスクモードにして、Ctrl+Vでペースト。
モードを通常モードに戻す。
Ctrl+Shift+iで選択範囲反転。
好きな色で塗りつぶす。
塗りつぶしはCtrl+Deleteか、Alt+Delete。
線画の抽出完了。
塗り。
線画の外側を、自動選択ツールで選択。
Ctrl+Shift+iで選択範囲反転。
塗りレイヤーに、その範囲のマスクを「レイヤーマスクを追加」ボタンで作成しておく。
ひたすら塗る。
レイヤーを分けたい場合は、レイヤーをコピーして、マスクだけ残し、塗り部分はDeleteするといい。
テクスチャ
白と黒のレース画像を事前に用意。
イラストの上にペースト。
モードはオーバーレイ。
塗りを10%程度にして、レイヤーを複製、少し斜めに位置をずらす。
完成。
まとめ
ワンピースに花柄とかいろいろもう少し描きたしたい。
PC上だけで完結するCGは苦手で、画面上でデッサンをするより紙と鉛筆のが形を取りやすいため、この手法を取っています。
昔はPCに取り込む際、スキャナーを使用していました。
が、最近はスマートフォンの内蔵カメラの性能がとてもよくなり、わざわざスキャナーを使う必要が無くなりました。
これで気軽にCGが描けるのが嬉しい最近です。