こんにちは、Web制作をしているOuiです。
今回は10年以上続けている、一眼レフカメラの話を。
以前、ECサイトのカメラマンもしていました。
現在は趣味で、ポートレートや雑貨、風景を撮っています。
目次
そうだ、オールドレンズを使おう
今回、オールドレンズを撮影に使ってみることにしました。
オールドレンズって何
オールドレンズとは。
フィルムカメラ時代に使われていた、古いレンズのことです。
うまく使えば、デジタル一眼レフでも使うことが出来ます。
父も趣味でカメラをやっていて、8年ほど前にオールドレンズを譲り受けました。
が、当時はそこまで魅力がわからず、今日まで放置していました。
もったいない話です。
オールドレンズは、中古カメラ屋さんへ行けば、1万円しないで購入することも出来ます。
オールドレンズってどんな写り
デジタル一眼レフ専用のレンズは、オートフォーカス(ピント自動合わせ機能)が使えます。
オールドレンズは、デジタル一眼レフには対応していないため、フォーカスは手動で行います。
手動で行うため、その人の手腕が問われます。
少しでも手元が狂うと、ピントが合わない写真になることもあります。
しかし、それが味の一つになったりするのが、写真の不思議な魅力です。
また、デジタル一眼レフ専用レンズと比べて、オールドレンズは色合いが変わることがあります。
色合いは、レトロな雰囲気が出るレンズもあって、オールドレンズの人気の理由の一つになっています。
同メーカーならそのまま使えることも
私が所有しているカメラのメーカーはNikonで、譲り受けたオールドレンズのメーカーもNikonでした。
同じメーカーなので、マウントという接続部分が一致して、対応していました。
今回は、デジタル一眼レフで、オールドレンズをそのまま使うことが出来ました。
メーカーが違う場合は、マウントを合わせるためのアダプターを使わなければなりません。
注意が必要です。
オールドレンズの付け方
オールドレンズは、マウントを合わせながら、通常のデジタル一眼レフレンズと同じように装着します。
通常のレンズは白い丸の目印が付いていて、それをカメラ側の丸い目印に合わせてから、ひねって装着します。
オールドレンズは、目印が付いていないことがあります。
その場合は、マウントの形を見ながら、慎重に装着してください。
今回のレンズは、目印無しでした。
オールドレンズの設定方法
オールドレンズは、「絞り優先モード」か、「マニュアルモード」にしないと、デジタル一眼レフで使うことが出来ません。
今回は露出を自分で合わせたいので、マニュアルモードで撮影します。
絞り(F値)はレンズで調整
絞りは、デジタル一眼レフと違って、カメラ側で調整出来ません。
レンズ側のダイヤルを回して設定します。
ボケ感を出したいので、絞りは小さめの値に設定しました。
ISO感度はカメラ側で調整
ISO感度は、カメラ側で設定します。
絞りをF2に設定したので、ISO感度は400にしました。
ISO感度を800、1000にすると、写真の仕上がりがざらつきますが、それも写真の味になるので、適宜設定します。
シャッタースピードもカメラ側で調整
シャッタースピードは、デジタル一眼レフ側で設定します。
シャッタースピードは早めに設定しました。
フォーカスは気合を入れて手で調整
デジタル一眼レフでは、オートフォーカス機能があり、シャッターを半押しすると、自動でピントが合います。
しかし、オールドレンズを装着した場合、その機能は使うことが出来ません。
ファインダーをのぞきながら、レンズを手で回して、目視でピント調節をします。
1発では、ピントが合ったと思っても、合っていないこともあります。
何度か回せばピントの中間地点がわかってくるので、そこでシャッターを切ります。
何度でも撮り直せるから失敗してもへっちゃら
フィルムカメラ時代は、フィルム代が高かったので、1枚撮るごとに失敗したら嫌だ、と思うことが常でした。
デジタル一眼レフは、容量のあるSDカードさえあれば、1000枚以上撮ることも可能です。
また、失敗した写真を削除することも簡単です。
何度でも撮り直せるのが魅力ですね。
でも、オールドレンズを使うと、失敗した写真もまた、いい感じの雰囲気が出たりします。
オールドレンズの魅力は、使えばすぐにわかりますよ。
オールドレンズで撮ってみました「作例」
筆者が撮影した、オールドレンズの作例です。
撮影データを、Photoshopで色調補正しています。
生データではないのですが、雰囲気が伝わればと思い、載せました。
まとめ
オールドレンズは、デジタル一眼レフでも簡単に使えます。
味のある写真を撮りたい時に、とても重宝しますよ。
オールドレンズに少しでも興味を持っていただければ、嬉しいです。